多くの画像リサイズツールは拡大時にスムージングをかけるので、ドット絵がにじんでしまいます。正しいのは整数倍のニアレストネイバー拡大です。ドットの1つ1つが正確な N×N のブロックになり、新しい色もぼやけも生まれません。このツールは1枚でも一括でもこれを行い、斜めを丸めたいときは Scale2x/EPX と Scale3x も使えます。すでに拡大された画像も見分けるので、ぼやけたコピーをさらに拡大してしまうこともありません。
ドット絵拡大ツールの使い方
- スプライトを1枚、または複数ドロップします。
- 画像がすでに拡大されている場合は本来のサイズが表示され、まず 1× に戻されます。この処理はオフにもできます。
- 2×〜16× の倍率を選ぶか、32 までの任意の整数を入力します。
- 正確なブロックならニアレスト、既存の色だけで斜めを滑らかにしたいなら Scale2x / Scale3x を選びます。
- PNG、または同じ倍率で全画像をまとめた ZIP をダウンロードします。
得られるもの
- ちょうど N倍のサイズの拡大 PNG。色もアルファも同じです。
- 各ファイルが
name@4x.pngのような名前になる一括 ZIP。
対応エンジン
- ゲーム内では、1× のスプライトをエンジンのニアレストフィルターで表示するのがおすすめです。拡大したファイルはストアページ、トレーラー、SNS、印刷、拡縮できない UI 向けです。
- 整数倍ならピクセルグリッドがずれません。パイプラインのどこでも 1.5× や 2.5× の拡縮は避けましょう。
ゲーム制作で使って得たコツ
- Steam のカプセル画像、itch.io のページ、SNS 投稿は再圧縮されます。1× より 4× 以上に拡大したほうが劣化に強くなります。
- Scale2x は目のような細部の印象を変えることがあります。キービジュアルに使う前に見比べてください。
- image-rendering: pixelated に対応したサイトには 1× の素材をアップロードし、拡大は CSS に任せましょう。
活用例
- ストアページのスクリーンショット、カプセル画像、トレーラー。
- ドット絵をポスター、ステッカー、グッズに印刷する。
- 小さなスプライトから絵文字、アバター、プロフィール画像を作る。
- ネットで見つけた拡大画像から本来の 1× ピクセルを復元する。
よくある質問
ニアレストネイバー拡大とは?
出力の各ピクセルが、最も近い入力ピクセルの色を取る方式です。整数倍なら各ドットが正確な正方形のブロックになり、ぼやけも新しい色もなく画像が大きくなります。
Scale2x と Scale3x は何をするのですか?
ドット絵用の拡大アルゴリズム(EPX、AdvMAME とも呼ばれます)で、各ピクセルの周囲を見て斜めの階段を丸めます。使うのは画像にすでにある色だけです。2 や 3 の倍数でない倍率の残りはニアレストで拡大します。
拡大済みの画像はどうやって見分けるのですか?
色の境目の位置を測ります。拡大されたドット絵では、ほぼすべての境目が規則的なグリッド上にあります。ツールはその境目を説明できる最大のグリッドを見つけ、各ブロックの中心をサンプリングして元のピクセルを復元します。
サイズの上限はありますか?
ブラウザの動作を軽く保つため、出力は1枚あたり 6400万ピクセルまでです。たとえば 512×512 のスプライトを 16× にした場合(8192×8192)が上限です。
画像はアップロードされますか?
いいえ。拡大はブラウザ内で行われ、サーバーには何も送信されません。
ぼやけたドット絵をくっきりに戻せますか?
スムーズな拡縮でぼやけたものは、拡大しても直りません。画像→ドット絵変換ツールで想定サイズにしてシャープサンプリングをかけ、その結果をここで拡大してください。